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コラム

新型コロナ肺炎の近況

新型コロナ肺炎の近況

武漢肺炎の第6波の真っ最中です。「新型コロナに変わりインフルエンザが流行する」という小職の予想は見事に裏切られました。


オミクロン株の特徴は「感染力が高いが重症化しない、若年層に感染しやすい」などが言われております。エアロゾル感染が主体のようなので、マスクは原則予防にはなりません。同じ空間にいれば感染すると考えていいでしょう。

さて3回目のワクチン接種が始まりました。当院でも前回よりも枠を広げて接種を行っております。印西市では、個別接種(各医療機関)はファイザー製、集団接種はモデルナ製となっております。

2回目接種から半年経過した12月に、院内スタッフ有志で中和抗体を測定しました。抗体価110から2000以上まで数値の著しい多寡の広い結果でしたが、一定の傾向を認めました。
前回の副反応が強く観られた場合、すなわち発熱、強い倦怠感などがあったスタッフでは抗体価が高い傾向があり最大で2000以上でした。注射部位の痛み程度の場合は、数値は低い結果でした。ちなみに最低値は小生自身でした。

以上の結果から、副反応が軽度の方は3回目接種をした方が良く、逆に前回副反応で苦しんだ方は3回目接種は必ずしも必要でないことが考えられます。mRNAワクチンは3回接種を行うことが前提で製造されているそうで、最終的にはご本人の気持ち次第となります。

2月3日時点で実効再生産数は1.28と1に近づいていますので、新規感染者数の減少も時間の問題です。先行地域の沖縄では下降傾向がややゆっくりだとの報告がありますが、今しばらくの我慢です。

With Coronaの時代を迎え、本来の生活を取り戻しましょう。



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